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依正二報
 
依正二報
  
 依報(えほう)と正報(しょうぼう)の二種の果報。
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 <kana>依報(えほう)</kana>と<kana>正報(しょうぼう)</kana>の二種の果報。
  
1.正報はまさしく過去の業の報いとして得た[[有情]]の心身をいい、依報はその心身のよりどころとなる国土・環境をいう。
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Ⅰ 正報はまさしく過去の業の報いとして得た[[有情]]の心身をいい、依報はその心身のよりどころとなる国土・環境をいう。
  
2.浄土の依正二報。阿弥陀仏と菩薩衆(聖衆)が正報にあたり、その国土が依報にあたる。
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Ⅱ 浄土の依正二報。阿弥陀仏と菩薩衆(聖衆)が正報にあたり、その国土が依報にあたる。
  
 
([[浄土和讃#P--561|浄土 P.561]],[[教行大意#P--950|教行大意 P.950]])、[[往生要集下巻 (七祖)#P--1099|要集 P.1099]])
 
([[浄土和讃#P--561|浄土 P.561]],[[教行大意#P--950|教行大意 P.950]])、[[往生要集下巻 (七祖)#P--1099|要集 P.1099]])

2017年11月4日 (土) 12:16時点における最新版

依正二報

 依報(えほう)正報(しょうぼう)の二種の果報。

Ⅰ 正報はまさしく過去の業の報いとして得た有情の心身をいい、依報はその心身のよりどころとなる国土・環境をいう。

Ⅱ 浄土の依正二報。阿弥陀仏と菩薩衆(聖衆)が正報にあたり、その国土が依報にあたる。

(浄土 P.561,教行大意 P.950)、要集 P.1099)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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