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「祇園寺の無常堂」の版間の差分

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ぎおんじのむじょうどう
 
ぎおんじのむじょうどう
  
 祇(ぎ)園(おん)精(しょう)舎(じゃ)の西北の角にあったという無常院。 病者に安らかな臨終を迎えさせるための施設。 大文第六別(べつ)時(じ)念仏(ねんぶつ)の臨(りん)終(じゅう)行(ぎょう)()の項参照。 ([[往生要集上巻 (七祖)#P--849|要集 P.849]])
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 <kana>祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)</kana>の西北の角にあったという無常院。 病者に安らかな臨終を迎えさせるための施設。 大文第六別<kana>時念仏(べつじねんぶつ)</kana>の<kana>臨終行儀(りんじゅうぎょうぎ)</kana>の項参照。 ([[往生要集上巻 (七祖)#P--849|要集 P.849]])
  
 
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『平家物語』冒頭の出拠。
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祗園精舎の鐘の声、
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諸行無常の響きあり。
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娑羅双樹の花の色、
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盛者必衰の理をあらはす。
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おごれる人も久しからず、
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唯春の夜の夢のごとし。
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たけき者も遂にはほろびぬ、
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偏に風の前の塵に同じ。

2010年11月15日 (月) 14:14時点における最新版

ぎおんじのむじょうどう

 祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の西北の角にあったという無常院。 病者に安らかな臨終を迎えさせるための施設。 大文第六別時念仏(べつじねんぶつ)臨終行儀(りんじゅうぎょうぎ)の項参照。 (要集 P.849)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

『平家物語』冒頭の出拠。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。