「利他教化地の益」の版間の差分

2024年2月24日 (土) 14:53時点における最新版

りたきょうけじのやく

　自在に衆生を利益(りやく)し、救済するはたらき。　(証巻 P.313)

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

りたきょうけじ　利他教化地

　自在に衆生を教化し利益し救済する菩薩の地位のこと。｢証巻｣に

「二つに還相の回向といふは、すなはちこれ利他教化地の益なり」(註 313)、

『文類聚鈔』に

「大涅槃はすなはちこれ利他教化地の果なり」(註 482)

などとある。なお､｢利他｣の語について自力に対する他力の意味とする解釈もある。（浄土真宗辞典）

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+りたきょうけじ　利他教化地
+　自在に[[衆生]]を[[教化]]し[[利益]]し[[救済]]する[[菩薩]]の地位のこと。｢証巻｣ に
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+『文類聚鈔』に
+:「大涅槃はすなはちこれ[[利他教化地]]の果なり」([[P:482|註 482]])
+などとある。なお､ ｢利他｣ の語について自力に対する他力の意味とする解釈もある。（浄土真宗辞典）
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