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「増劫・減劫」の版間の差分

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ぞうこう・げんこう
 
ぞうこう・げんこう
  
 成(じょう)・住(じゅう)・壊(え)・空(くう)の四劫のうちの住劫(じゅうこう)において、人間の寿命が百年に一歳ずつ増加して、十歳より八万歳に至る期間を増劫といい、百年に一歳ずつ減少して、八万歳より十歳に至る期間を減劫(げんこう)という。 ([[往生要集上巻 (七祖)#P--815|要集 P.815]])
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2024年12月3日 (火) 18:04時点における最新版

ぞうこう・げんこう

 (じょう)(じゅう)()(くう)の四劫のうちの住劫(じゅうこう)において、人間の寿命が百年に一歳ずつ増加して、十歳より八万歳に至る期間を増劫といい、百年に一歳ずつ減少して、八万歳より十歳に至る期間を減劫(げんこう)という。 (要集 P.815)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

◆ 参照読み込み (transclusion) JDS:四劫

しこう/四劫

一つの世界ができてから、破壊されて無になるまでの変遷を四期に分ける理解。世界が成立する期間にあたる成劫じょうこう、できあがった世界が継続する期間の住劫じゅうこう、破壊する期間の壊劫えこう、破壊されて無となり次の世界が成立しだすまでの空劫くうこうの四期。それぞれの期間が二〇劫あり、総じて八〇劫の時間とされる。


【資料】『俱舎論』(正蔵二九)


【参照項目】➡


【執筆者:編集部】