「八難」の版間の差分

2018年3月5日 (月) 21:51時点における最新版

はちなん

　仏や正法(しょうぼう)を見聞することが困難な八種の境界のこと。

地獄、
餓鬼、
畜生（この三は苦しみが多くて仏法を聞くことができない)、
長寿天(ちょうじゅてん)、
北倶盧洲(ほっくるしゅう)（この二は楽しみが多くて求道心(ぐどうしん)が起こらない)、
聾盲瘖瘂(ろうもうおんあ)、
世智弁聡(せちべんそう)（世俗智にたけて正理に従わない)、
仏前仏後（仏が世にましまさぬとき）の八をいう。

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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 はちなん
-　　仏や<ruby><rb>正法</rb><rp>(</rp><rt>しょうぼう</rt><rp>)</rp></ruby>を見聞することが困難な八種の境界のこと。
+　仏や<kana>正法(しょうぼう)</kana>を見聞することが困難な八種の境界のこと。
-*地獄、餓鬼、畜生（この三は苦しみが多くて仏法を聞くことができない)、
+#地獄、
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+#餓鬼、
-*<ruby><rb>聾盲瘖瘂</rb><rp>(</rp><rt>ろうもうおんあ</rt><rp>)</rp></ruby>、
+#畜生（この三は苦しみが多くて仏法を聞くことができない)、
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-*仏前仏後（仏が世にましまさぬとき）の八をいう。
+#<kana>北倶盧洲(ほっくるしゅう)</kana>（この二は楽しみが多くて<kana>求道心(ぐどうしん)</kana>が起こらない)、
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+#<kana>世智弁聡(せちべんそう)</kana>（世俗智にたけて正理に従わない)、
+#仏前仏後（仏が世にましまさぬとき）の八をいう。
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