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「利他教化地」の版間の差分

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 自在に衆生を[[教化]]し[[利益]]し救済する菩薩の地位のこと。「証巻」に
 
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:「還相の回向といふは、 すなはちこれ利他教化地の益なり」(註 313)、
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:「還相の回向といふは、 すなはちこれ利他教化地の益なり」 ([[証巻#P--313|註 313]])、
 
『文類聚鈔』に  
 
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:「大涅槃はすなはちこれ利他教化地の果なり」(註 482)  
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:「大涅槃はすなはちこれ利他教化地の果なり」 ([[浄文#P--482|註 482]])  
 
などとある。なお、「利他」の語について自力に対する他力の意味とする解釈もある。(浄土真宗辞典)
 
などとある。なお、「利他」の語について自力に対する他力の意味とする解釈もある。(浄土真宗辞典)
 
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2022年11月23日 (水) 17:49時点における版

りたきょうけじ 利他教化地

 自在に衆生を教化利益し救済する菩薩の地位のこと。「証巻」に

「還相の回向といふは、 すなはちこれ利他教化地の益なり」 (註 313)、

『文類聚鈔』に

「大涅槃はすなはちこれ利他教化地の果なり」 (註 482)

などとある。なお、「利他」の語について自力に対する他力の意味とする解釈もある。(浄土真宗辞典)


御開山は、利他深広の信楽、利他真実、利他の真心、利他回向の至心、利他真実の信心、利他真実の欲生心、利他の信海、利他円満の妙位、利他の一心などなど「利他」という言葉を他力の意味で使われておられる。この意では他力とは「利他力」の意であろう。

他力