「聖権」の版間の差分
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− | : | + | :しかればすなはち[[浄邦縁熟して]]、調達([[提婆達多]])、闍世([[阿闍世]])をして逆害を興ぜしむ。[[浄業機彰れて]]、釈迦、韋提をして安養を選ばしめたまへり。これすなはち'''[[権化の仁]]'''、斉しく苦悩の群萌を救済し、世雄の悲、まさしく逆謗闡提を恵まんと欲す。([[総序#P--131|総序 P.131]]) |
− | : | + | :ここをもつて、浄土の縁、熟して、調達([[提婆達多]])、闍王([[阿闍世]]王)をして逆害を興ぜしめ、濁世の機を憫れんで、釈迦、韋提をして安養を選ばしめたまへり。つらつらかれを思ひ、静かにこれを念ずるに、達多・闍世、博く仁慈を施し、弥陀・釈迦、深く[[素懐]]を顕せり。([[浄文#no18|浄文 P.483]]) |
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2019年12月13日 (金) 00:30時点における版
しょうごん
聖は仏陀、権は衆生を導くために仮に人間の相(すがた)をとってあらわれた提婆達多、阿闍世、韋提希夫人等を指す。(浄文 P.484)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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- しかればすなはち浄邦縁熟して、調達(提婆達多)、闍世(阿闍世)をして逆害を興ぜしむ。浄業機彰れて、釈迦、韋提をして安養を選ばしめたまへり。これすなはち権化の仁、斉しく苦悩の群萌を救済し、世雄の悲、まさしく逆謗闡提を恵まんと欲す。(総序 P.131)