「化身土」の版間の差分

2005年11月5日 (土) 16:48時点における最新版

けしんど

　阿弥陀仏の化身化土をいう。真実の仏土に導くための手だてとして、衆生(しゅじょう)のそれぞれの心に応じて変化(へんげ)して現した仮の仏身と仏土。真仏土に対する語。
親鸞聖人は化身を『観経』の真身観(しんしんかん)の仏とし、化土を同じく『観経』の九品(くぼん)の浄土とされている。→真仏土

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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 　[[阿弥陀仏]]の化身化土をいう。[[真実]]の仏土に導くための手だてとして、<ruby><rb>[[衆生]]</rb><rp>(</rp><rt>しゅじょう</rt><rp>)</rp></ruby>のそれぞれの心に応じて<ruby><rb>変化</rb><rp>(</rp><rt>へんげ</rt><rp>)</rp></ruby>して現した仮の仏身と仏土。真仏土に対する語。<br/>
-[[親鸞聖人]]は化身を『観経』の<ruby><rb>[[真身観]]</rb><rp>(</rp><rt>しんしんかん</rt><rp>)</rp></ruby>の仏とし、化土を同じく『観経』の<ruby><rb>[[九品]]</rb><rp>(</rp><rt>くぼん</rt><rp>)</rp></ruby>の浄土とされている。→[[真仏土]] (しんぶつど)。
+[[親鸞聖人]]は化身を『観経』の<ruby><rb>[[真身観]]</rb><rp>(</rp><rt>しんしんかん</rt><rp>)</rp></ruby>の仏とし、化土を同じく『観経』の<ruby><rb>[[九品]]</rb><rp>(</rp><rt>くぼん</rt><rp>)</rp></ruby>の浄土とされている。→[[真仏土]]
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+[[Category:巻末註]]